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参考 |
異質化こそ成長の条件 |
ある通信機器メーカーの再建を引き受けた松下幸之助は、一人の腹心を社長に派遣した。その人は再建計画を二年前倒しで達成、次の計画も予定どおりの実績をあげた。百点満点、とその人は思った。ところが松下幸之助は、 「君、社長を辞めたらどうや」 わが耳を疑うとはこのことである。
「確かに再建の山は登ったが、このままではもっと高い山には登れん。だが、社長も幹部も全部入れ替わったら、違う結果が出るやろ。それは異質になるからや。しかし全員を入れ替えるわけにはいかん。どうすればいいか。それには社長以下全員が意識を変革して異質化することや」
経営者にとって最大の希望は企業の安定と継続成長です。
変革をする為に社長をかえることは松下産業ほどの大企業ならば可能ですが一般企業まして中小企業にとってはまず不可能なことでしょう。 ならば経営幹部の採用や交替が考えられるところですが経費対効果を考えると厳しい状況にあるのが一般的でしょう。
社外からの意見が入ることにより社内の活性化が図れます。
企業は人間の体と同じで異なる物質が体内に入ると総力をあげてこれを攻撃する状態になり結果、体(企業)が活性化するのです。この状態が薬の薬効原理(ホルミシス効果)です。
経営者とスタッフの方向性を一致させ個々のスタッフの活力を引き出し結果として企業の活性化を引き出せるのです。
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